冬の武陵源と鳳凰古城へ行ってきた(その1)
1. はじめに
年末年始の休暇を利用して中国の武陵源(映画Avatarの舞台のモデル)と鳳凰古城に行ってきたので、現地の交通手段+αをまとめておく。ちなみに、今回の旅でも悩まされたが、冬の時期は雪で交通手段が乱れがち、風景がよく見えない事があるので、正直冬以外の時期に行くのをおすすめする。ちなみに中国を旅行する際には、
- VPNなしではGoogle・LINE等が使えないためVPN付きwifiを借りる(私の場合はグローバルwifiでレンタルした。イモトのwifiでも良いと思う)
- Google mapの精度が低いので「百度地図」をインストールする
と良いと思う。あと地球の歩き方もそこそこ参考になった。「広く浅くときどき深く」というBlogも旅程を作る際にかなり参考にさせて頂いた。
D05 地球の歩き方 広州 アモイ 桂林 珠江デルタと華南地方 2017~2018
- 作者: 地球の歩き方編集室
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2. 武陵源までの行き方
武陵源までの行き方は色々ある(長沙から電車等)が、今回は素直に東京→上海→張家界(全て飛行機)という経路で行った。成田-上海間は約3時間、上海→張家界は約1時間半~2時間なので、意外と近い印象だった。尚、上海-張家界間は雪でフライトが欠航する事があるため、天気には注意したほうが良い。
張家界空港に着いたら、タクシーで張家界区内まで移動する。尚、武陵源に行く際は武陵源区内に泊まった方がゲートからも近く便利らしいが、空港から近いのは張家界区内のため、今回は張家界区内に泊まることにした。空港から張家界区内まではタクシーで約20分程度、値段は20~40元程度。尚、中国のタクシーには一応メーターが付いているが、どうやら乗る際に値段交渉をする方が一般的らしい。。
張家界に着いたのは夜だったので、次の日に武陵源へと向かう。タクシーでも行けるが、バスで向かうのが一番手頃かつ早いと思う。武陵源内のホテルに泊まる場合や、張家界区内から武陵源区内へ移動する場合は、バスターミナルを入って左手にある荷物輸送サービスを利用するとよい(送り先のホテルを告げると、1つ約30元程度で荷物を輸送してくれる。英語は通じなさそうだったが。。)
張家界区中心のバスターミナルに入ると、簡単な荷物検査を経た後、左手に短距離バス乗り場があり、そこから武陵源行きのバスが出ている。武陵源に向かうバスは「森林公園行き」と「武陵源行き」の2種類があるが、何日か観光するのであれば、まずは「森林公園行き」に乗るのが良いだろう。短距離バスの場合は発車時間は決まっておらず、満席になったら発車する方式である。途中から乗ってくる人も多く、かなりアバウトな運用であった。
森林公園行きに乗って約1時間程度(値段は12元)で武陵源エリアの入り口へと辿り着く。入り口でチケットを購入(チケットは4日間有効?)し、中に入ると、早速壮大な岩山が広がっていた。私が訪れた日は生憎の天気で上からはあまり見れなかったが、それでもかなりスケールが大きい風景を見ることが出来た。園内は野生の猿が多く、エサを狙って襲われる事も多いので注意。
武陵源区内は色々なルート・見所があるが、武陵源内のいくつかのポイントを周る無料の観光バスも多いため、歩くのが嫌いな人でも回れると思う(観光バスの経路については地球の歩き方に掲載されている)。尚、私はエレベーターを使わずに山の上まで行こうとした結果、かなり大変な事になったので、体力に自信がない人は素直にエレベーターを使ったほうが良いと思う。
長くなりそうなので、鳳凰古城への行き方についてはその2でまとめる。