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DMM英会話(プラスネイティブプラン)の感想と効果的な使い方

また前回の投稿から時間が経ってしまった。今日の記事では、3週間ほど前から始めたDMM英会話のプラスネイティブプランの感想をまとめる。

現在の英語力とDMM英会話(プラスネイティブプラン)を選んだ経緯

そもそもの背景から始めると、自分の中途半端な英語力の改善というのが、英会話を始めようと思ったきっかけであった。現在の英語力として、海外在住・留学経験はないものの、少し特殊な環境で育ったため、ベーシックな英語力は一般的な水準よりも高いレベル(TOEIC900点越え/発音も帰国子女にたまに間違われる)にあった。

しかし、英語圏で教育を受けていないことに加え、普段業務で全く英語を使用しない(≒ビジネス英語におけるお作法を目にする機会がない)ため、教養があるネイティブと仕事をするのは難しいだろうなと感じていた。昨年の海外勤務により更に危機感を高めていたのに加え、最近海外出張の話が浮上してきて、急遽英会話を始める事になった次第である。

そんなわけで英会話スクールを探す事にしたのだが、スクールを選ぶにあたって私が優先した条件は「①ネイティブ講師」「②長く続けられる価格設定」の2つであった。

①については、賛否両論あるし、個人のレベルにもよるが、私の場合は「ネイティブ特有の表現を理解し、自分で使えるようになる」というのが英語学習の目標としてあったため、優先度が高くなった。②については、「英語上達の秘訣は細く長く続ける事」という個人的な信条の下、月々の費用は1~2万円程度に抑えたい、かつなるべく多く話したいという思いがあった。例えば私が過去に通っていたGABAの場合、40レッスン(1レッスン40分)で30万円程度であり、短期間で集中的に底上げをしたい人は向いているものの、私のように細く長く続けたい場合は、金銭的に難しい印象を受けた。 

上記2つの条件を踏まえ、複数の英会話スクールの中から、最終的に月額15,800円(1日1レッスン/25分)でネイティブ講師と話せるDMM英会話を選ぶ事になった。ちなみにネイティブに限らないプランの場合、同額で1日3レッスンまで受けられるプランが選べるため、ネイティブにこだわらない場合はそちらのプランも良いと思う。

DMM英会話(プラスネイティブプラン)の感想と効果的な使い方

さて、3週間ほぼ毎日レッスンを受けてみての感想は「悪くないが、本気で上達を目指すにはかなり自助努力が必要」という感じである(英会話全般に言える話だが、、)。

まず、よく懸念される「そもそも予約が取れないのではないか」という点だが、これについては現時点では解消されているようである。ネイティブ圏として、米国、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド南アフリカの6ヵ国が設定されており、私の場合は訛りの少ない米国・カナダ・イギリスに絞って講師を選択するようにしているが、1日前から予約する分には特に問題なく講師の予約ができる(直前だと厳しい)。

次に講師の質についてだが、これはかなりバラつきがあるように感じる。競合サービスのレアジョブを過去に受講していた際は、レッスン中の単語や表現などを比較的丁寧にフィードバックしてくれる印象だったが、今回のDMMの場合は、漫然と会話をしておしまいという事も少なくなく、特にネイティブ講師にその傾向が強いように感じられる。あと、ネイティブ講師の場合は何故か僻地に住んでいるケースも多く(脱サラ?)、たまに通信状況が悪いというのも隠れた弊害かもしれない。。

これらを踏まえて、プラスネイティブプランの効果的な使い方を挙げるとすれば、①積極的に講師の表現を”盗む”②ディスカッションパートにおいて自分が言いたい内容の英文をあらかじめ作っておく(瞬発力を上げたい場合は別)、③わからなかった単語は講師に頼らず自分でメモする、という所だろうか。

書いてみるとどれも当たり前なのだけど、私自身を含め「英会話を受講している事そのもの」に満足して終わっている人が多い気がしている。特に②について、その場でなんとなく質問に答えられはしても、後から思い返してみると表現が稚拙だったりすることが私の場合は多々あるので、あらかじめセンテンスを考える中で、洗練された表現を増やしていくというのは有効かと思う。

始めて2ヶ月後ぐらいのタイミングで、効果測定も兼ねて追記したい。